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入社1年目で取締役になったのは「自信がない」と語る男子

新卒:米山結人 ボス:石川大輔

3月、暖かい日と寒い日を繰り返しながら少しずつ春に近づいていく季節。

社会人1年生の若者たちにとっては、「新卒1年目」という初心者マークがもうすぐ外れるという焦りとともに、慣れない社会人生活をなんとか乗り越えた1年間の出来事を思い起こす時期でもある。

サイバーエージェントに2016年に入社した新卒たちとその上司たちはこの1年をいかに過ごし、いま何を思うのか?

その心の中をちょっぴり覗いてみるシリーズです。

第1回は新卒1年目で人工知能を活用したチャットボット事業子会社「株式会社AIメッセンジャー」の取締役に抜擢された米山結人と、その上司で同社代表取締役社長の石川大輔のお話。

【新卒・米山結人の場合】ある日突然、取締役になった。もう逃げられない。やるしかない。

今まで生きてきて、「何かをやりきった、何かを極めた」と思えたことは一度もない。それがずっとコンプレックスだった。

そんな自分が初めて憧れた経営者が藤田社長だった。社長の著書『渋谷ではたらく社長の告白』は40回以上読んだ。自分もあんな風にすべてをかけて仕事をしたいと思ってサイバーエージェントに入社した。


自分は他の同期のように学生時代に華々しい経歴があったわけでもなければ、自己アピールが得意なわけでもない。最初はあまり目立たない存在だったと思う。だから今「新卒で一番活躍しているね」なんて言葉をかけられても自分ではあまり実感が湧かない。いつも今日その日を必死に走っていて、気づいたらなんとかやってこれていた、という感覚だ。

「新しい子会社の取締役にならないか」と前の上司に言われたのは本当に突然のことだった。2016年7月に立ち上がった「AIメッセンジャー」にその11月にジョインした。営業経験もほぼ無いのに「取締役」の名刺を作って現場に出た。

社長の石川さんは「答えを言わない」上司だ。あえて僕に考えることをさせてくれ、決めさせてくれる。僕は何が正解かわからないからとりあえずやってみる。もうトライアンドエラーでガッチャガチャだ。たまに石川さんに「やべーっす」って言うと「やべえよな、俺もやべえ」って返ってくるけど(笑)。だけどそのガチャガチャ感のなかで「なにをどうしたら上手く回るのか」を走りながら考え続けているうちに、いつの間にかできることが増えていった。

なんでここまで頑張れるのかはわからないけど、とにかくやるしかないという気持ちだけに突き動かされている。 AIメッセンジャーを絶対にチャットボット市場で一番にしたいし、石川さんやお世話になった人たちに恩を返したい。自分が入社何年目だとか考えてる暇もなく、とにかくやるしかない。今はそれだけ。

【ボス・石川大輔の視点】ピカピカのルーキーは「目立つ奴」ではなく「見えない成果を積み重ねられる奴」

新しい子会社の取締役を若手から選ぶということは、その若手にCAのアドテクやAI分野の先駆けになって欲しいという意味合いが大きかった。

これまで何人も部下を育ててきたけれど、ヨネ(米山)は「ピカピカのルーキー」だと思った。それはやる気や勢いだけのルーキーという意味では決して無い。言われたことを勢いよくやるだけの新人は最初は良くても徐々に「他人のペース」で仕事をするようになって疲弊していく。だけどヨネは最初からずっと自分で考えて自分で苦しんで答えを出してくる奴だった。


ヨネにはAIメッセンジャーの営業セクションを全部任せてるだけでなく、採用やPL管理といった経営者としての仕事もしてもらっている。1年目にしてすでに年上の部下までいる。それはヨネには3年後に「50人の組織をマネジメントする人材」になっていてほしいからだ。あまり目立ちたがるタイプではないけど決して勢いだけじゃない。数字にならない、地味で外から見えない成果を積み重ねられる。そこが彼の一番の強みだと思う。だからあえて俺がレールを作らずに、大きすぎる裁量でも任せることができる。こいつは間違いなくサイバーエージェントのAI、アドテク分野の次世代を担っていく人材だ。「石川さんに似てるね」じゃなくて、ヨネらしい仕事の仕方、マネジメントの仕方でもっと大きくなって欲しい。目立つタイプじゃなくても、「地味で見えない成果」を積み重ねる奴が一番活躍できるんだってこと、絶対お前が証明してくれよ。

2人はもはや「ボスと新卒」を超えた、共に戦う「同志」

2月某日、道玄坂のカフェ・ダイニングで2人のサク飯に同席した。同期のなかでもいち早く取締役に抜擢され、目覚ましい活躍をしている米山。そんな彼が「自分にずっと自信がない」とこぼすのは意外だった。

しかし話を聞いているうちに分かってきたのは、その「自信のなさ」こそが彼の活躍の源泉なのではないか、ということだ。

自信がないから必死に考える。不安だから謙虚になる。わからないからとりあえずやってみる。ただの勢いで走ってきたのではなくて、もがきながら必死に積み重ねた一歩一歩が今に繋がっているのだということが、彼のしっかりとした語り口から伝わってきた。

石川の米山に対する接し方は「新卒」に対するものではもはやなく、共に子会社を担う「同志」としてのそれである。彼の魅力を見出して裁量を与えただけでなく、「3年先にどうなっていて欲しいか」まで考えて育成する姿勢には「マネジメントとはこういうことなのだ」と教えてもらった気がする。

米山に「2年目にどんなことを成し遂げたい?」と聞いたら、すこし間を置いて「…今を必死に乗り越えることを続けるだけかな」と言って笑った。一年後のことに思いを馳せている暇はない。必死に積み重ねた「今」の先に成し遂げたいビジョンがある。彼の目は静かに、しかし熱く今だけを見ている。


【本日の取材スポット】

▼LIVING ROOM CAFE by eplus(リビングルームカフェ)

道玄坂のユニクロ上にあるおしゃれなカフェ&ダイニング。Wifiや電源も完備でランチミーティングや作業にもおすすめ。夜は生演奏も楽しめる。

https://livingroomcafe.jp/


【この記事も16新卒がつくっています】

文・企画:月岡愛里(左)

写真・企画:高木佐代子(右)





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