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弁護士のキャリアを初日で捨ててスタートアップの道へ。ずっと逃げていた「意思決定」と向き合って気づいたこと。

過去のキャリアモデルにしがみつくだけの時代ではないとわかっていても、実際なかなか動けないという人は多いはず。「将来絶対安泰」という言葉も徐々に存在感を無くしつつある今、”意思決定”は全ての人のキャリアデザインにとって避けては通れないキーワードです。

 今回の社員インタビューで紹介するのは、大学入学から6年かけて司法試験に合格しながら、法曹への道を蹴ってウォンテッドリーに新卒入社したという超・異色な経歴の持ち主、古賀史啓さん。現在はカスタマーサクセスとしてユーザー企業の支援をしています。2019年1月度の「ベストプラクティス賞」も受賞し絶好調ですが、なぜ司法の道ではなく、あえてウォンテッドリーで働くことを最初のキャリアに選んだのでしょうか。

何一つ打ち込めず、”空っぽ”だった大学生活

初めまして、古賀といいます。2017年に新卒でウォンテッドリーに入社しました。最初はインサイドセールスとして見込み顧客の獲得を追っていたのですが、2018年6月にカスタマーサクセスに異動しました。この1月には、チームとして「Wantedly Visit」の利用継続率を過去最高水準に引き上げたことで「ベストプラクティス賞」を受賞することができました。

そんな僕ですが、最初からベンチャー志望の学生だったわけではなく、元々は弁護士を目指していました。……とはいっても、何が何でも弁護士になりたい!という訳でもなくて。当時の僕は、親や先生から「司法試験を受けるにしても民間に行くとしても、法学部ならつぶしが効く」という意見を受け入れただけだったんです。

実は今、大学時代のことを振り返ってもあまり思い出がないんですよね。そのことに気づいたのは、大学3年で就活を始めた時。とりあえずサークル入って、バイトして、勉強して……全てをなんとなくこなしてきた僕の大学生活には何一つ軸がないな、って。まるで空っぽのように感じました。そんな自分を取り繕うことができず、もちろん就活は失敗。どこにも受からなかった僕は逃げるように司法試験の受験という道を志すことになります。

ロースクールの卒業式にて

1年間留年して、東京のロースクールに入学しました。将来についてはおろか、自分の興味分野にさえイメージを持てていなかった僕は、ついにここで決意しました。「いい加減だった自分に決着をつけるために、とりあえず試験に合格することを目指そう。勉強を第一優先としながらも、興味を持てそうなことにはとにかく挑戦してみよう」。そこで僕は司法試験の勉強をしながら、興味の湧いた地域活性化に関するビジネスコンテストへの参加や、東京の会社でのインターンを経験することになります。

このロースクール時代が、ものすごく楽しかったんです。それは人生で初めて自分で意思決定し、その方向に脇目も振らず突き進むことができたからかなと思います。自分で決めた目標に向かってひたすら頑張るなんてそれまでやったことがなかったんですけどね……。今振り返っても思い出が濃いな〜と感じます。

はたらくことって、もっとつまらないと思っていた

そして2016年9月、僕は念願の司法試験に合格することができました。普通なら「さぁ、憧れの弁護士になるぞ!」と意気込むところなんでしょうが、僕は真っ白に燃え尽きてしまって。そもそものゴールが司法試験合格そのものだったので、やりきった後のビジョンを失ってしまったことも理由の1つ。ですがそれ以上に、ロースクール時代に取り組んでいた活動を通してビジネスに興味が湧いてたんです。その気持ちを無理やり法曹の道に結びつけることができなくて。

僕は元々、はたらくことにずっとネガティブな気持ちを持っていました。周りの友人やSNSを見ても楽しんではたらいている人が見当たらなかった。ところが実際インターンやビジネスコンテストに参加してみたら、みんなキラキラしているし、実際に世の中を動かしていて、全然つまらなくなかった。じゃあなぜ、世の中の多くの人はあんなにつまらなそうに見えてしまうんだろう?「”はたらく”ということをもっとワクワクすることにしたい。」そんな思いを持つようになっていました。

通常、司法試験に合格すると実務研修が始まります。この研修を経ないと法曹にはなれないのですが、なんと僕は初日でやめることにしました。あ、本当はもっと前からやめようと思っていたのですが、事務局の人に「初日だけでも来たら?」と言われて。夕方に「やっぱりやめます」と言いにいくと、事務所がざわついて、急遽「本当にいいの?」って面談して(笑)。でも僕は心が決まっていたので「いいです」って答えました。

そこからもう一度就活することにしたのですが、よくわかんなすぎる経歴の上に既卒の僕が利用できそうな媒体がわからなくて。そこで「Wantedly Visit」を利用してみたら、企業の価値観への共感を軸としていることや、とりあえず話を聞きに行ける仕組みが面白かった。ウォンテッドリーという企業自体に興味が湧いてきて、代表の仲の「いくぜ、冒険」という記事を読んだら、僕のやりたいこととウォンテッドリーのミッションはまさに一致していると思いました。そこで面談の機会をもらって、2017年3月にまずはインターンとして入社しました。

“意思決定のスピード”を上げられるようになったら結果もついてきた

仕事は最初はきつかったですね。IT系の専門用語やツールはわからないし、求められる結果になかなか到達できなくて。同じインターン生の中には社員同等かそれ以上に結果を出しているすごい人もいたので、自分との差に焦りました。勤務後も営業に関する本を読んだり周囲の社員やインターン生に相談したりして、知識やスキルを少しずつ習得していきました。大変だったけれど、社員の醸し出す空気感みたいなものが自分に合っているなと。

何より意思決定の量がすごく多くて、その分成長できる環境だと思いました。それに惹かれて、インターンの途中からウォンテッドリーに入社することしか考えられなくなりました。大学時代に挑戦から逃げていたら結局何も残らなかったように、ウォンテッドリーでの仕事も中途半端な結果にしたくなかったんです。別の進路への迷いがなくなったことでもっと前向きになれて、結果的にプレッシャーも跳ね返すことができたように思います。

そして2017年10月、晴れて正社員になりました。カスタマーサクセスに異動してからは、足下の数字を追いながら、エントリーの促進を図るためにいろんな施策を試したり、独自に勉強したことを社内勉強会で共有したり、シェアオフィスの「WeWork」さんと共同でイベントを開催したり……。並行して新しいことにも取り組んでいます。そんなプラスアルファの活動も「ベストプラクティス賞」につながったと聞きました。

最近はすごく、「スピードって大事だな」って思います。処理速度のスキルももちろんですが、大切なのは意思決定と段取りの速度。僕は最初、初速は速いけど続かないタイプでした。業務を通して、やるべきでないことを決め、やるべきことを少なくしてから事に当たることが大切だと学びました。その上でしっかりスケジュールを組んで、PDCAの速度も上げていく。ある程度そういうことが自分の中でできるようになってきたら、確かに数字も付いてきました。時間も余ってきたので、新しいことをやる余裕もできた。

今後は企画寄りのことをもっとやってみたいと思っています。自分の仮説を試して結果が出ることが楽しいんですよね。今も、「発見機能」という新しい機能を使ってエントリーを促進させる施策を試していて、結構好調です。

「シゴトでココロオドル人をふやす」というミッションを信じられるから突き進める

家族や友人に「仕事楽しい?」ってよく聞かれるのですが、すぐに「めっちゃ楽しい!」って答えてます(笑)。ウォンテッドリーでは自分で意思決定したことを形にできるし、「シゴトでココロオドル人をふやす」というミッションを正しいと信じているから突っ走れる。この「仕事=楽しい」という感覚を、自分だけでなく世の中の選択肢の一つにしたいから、会社を大きくしなきゃって思います。もし弁護士になっていたら……わからないですけど、やっぱりどこかで迷っていたような気がします。僕にとって、自分が正しいと信じられる大義名分はすごく大切で、原動力なんだと思います。

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