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入社1ヶ月でフロントエンド負債化の危機。逃げずに向き合ったキャリアチェンジで得たもの【フロントエンドエンジニア・村上大和】

会社選びで重視していたのは「どれだけ理念が浸透しているか」


村上 大和(むらかみ やまと)

CTO室 フロントエンドエンジニア

2014年に立命館大学卒業後、株式会社日立製作所に入社。その後、Web系ベンチャー企業への転職を経て、2017年4月にメドピアにRuby on Railsエンジニアとして入社。入社後、サーバーサイドエンジニアとして医師専用コミュニティサイト「MedPeer」の開発に従事しながらフロントエンドにも従事し、2018年10月にはフロントエンジニア専任に。

ーー村上さんがメドピアに入社したのは2017年の4月でしたよね。メドピアは3社目だと思いますが、なぜ転職しようと思ったのですか?

村上:一番大きかったのは、前職が新しい技術をなかなか使えない環境だったというところです。それだとやっぱり面白くないというのもありますし、このままでは自分のエンジニアとしての市場価値が下がってしまうのではないかという危機感で転職をしました。

ーーそうしたら、やっぱり転職先は技術的な環境を重視して選んでいたのでしょうか?

村上:技術的にしっかりしているかどうかはもちろん見ていました。もう一つ同時に、企業理念を明示していて、社員に浸透している会社というのも重視していたポイントです。

ーー企業理念を重視した理由は?

村上:前職では企業理念がなく、苦労した経験があったんです。海外ブランチもある会社だったのですが、特に海外のメンバーと何かを決めようとしたときに、「自分たちが何を目指しているのか」という共通の認識が無いために、判断の軸が定まらず物事が進まないことが結構ありました。なので、会社として目指すところを社員に明示するというのは非常に大事なことなんだと思っていました。

ーー選考でもそこを見ていたのですか?

村上:そうですね。メドピアの選考でも、CTO福村からCOOの林、代表の石見まで、理念に関しては必ず聞くようにしていて、どのくらい本気で理念を掲げていて、社員全体にどのくらい浸透しているのかを確認していました。

メドピアは誰に聞いてもそこがしっかりしていましたし、技術的にもシステムのリプレイスが始まった頃で、新しめの環境で開発できて一番面白そうだなと思って決めました。

入社1ヶ月で起きた、フロントエンド負債化の危機

ーー村上さんは、Railsエンジニアで入社したと思ったらいつの間にかフロントエンドになっていましたよね。どういう経緯だったのでしょうか?

村上:元々はRailsエンジニアとしてサーバーサイドで頑張っていくつもりでした。

でも入社して1ヶ月経った頃、メドピアで唯一だったフロントエンドエンジニアが退職してしまって、このままだとメドピアのフロントエンドが負債化していってしまうという危機が起きたんです。

ひとたびコードが負債化すると、追加開発や修正時に想定以上に時間がかかったり、バグが生まれやすくなったりします。そして何より、負債化したコードに向き合うエンジニアのモチベーションを下げてしまいます。

この技術の負債化は前職でも経験していて、正直それも転職する一つのきっかけになっていました。それなのに、メドピアでも結局すぐにその危機に…(苦笑)。

ーーなるほど...。またすぐ転職しようと思わないでもらえて良かったです。

村上:いつまでも逃げ回っていても進歩がないなと思って。なので、メドピアでは負債化を防ぐために、自分がしっかりと取り組もうと腹を括りました。それですぐにフロントエンド技術の勉強を始めたんです。

勉強した内容を社内で実践して、モダンなJSフレームワークでの開発、フロントエンドアセットのビルドシステムの入れ替え、ライブラリの定期アップデートの仕組みづくりなどに活かしていきました。

ーー自分で手を挙げてやったんですね?

村上:手を挙げたというか、勝手にやっていた感じです(笑)。元々前職でも触ってはいたので。そうしたら想定外にフロントエンドの面白さにはまって、のめり込んでいった感じです。

ちょうど2017年のこの当時は、JavaScriptの大きな過渡期が落ち着いて、新たな技術が登場していた頃でした。それまで実装が難しかった部分が「よりシンプルで、構造的で、わかりやすく」書けるようになっていたんです。

今はWEBもアプリケーションもかなり動きのあるものが主流になっていますけど、前職で古い技術でその動きを実装したことがあって、結局ちょっと破綻したんですよね。でも今の新しい技術を使えば簡単に作れる。

ーー他に誰もいなくて仕方がないから、というより、面白くてやっていたんですね。

村上:最終的にはそうなってました。元々新しいもの好きなこともあって、この時期に様々な技術やアーキテクチャが出現していたフロントエンドは、勉強すればするほど、キャッチアップすることが面白かったです。

他にも、自分がつくったものが視覚的に分かるというのもフロントエンドの魅力でした。サーバーサイドだと、サーバーの処理だけを書いても自分がつくったものが視覚的には分からないですが、フロントエンドだと、目で見て動いているのが分かるので。

フロントエンドを強くしたいと、自らキャリアチェンジを志願


ーーフロントエンドに正式にキャリアチェンジしたのは、入社して1年半くらい経った頃でしたよね?

村上:はい、自分からCTOの福村に志願しました。

それまで普段の開発はサーバーサイドがメインだったので、フロントエンドの開発は合間を縫ってやっていました。でも、片手間でやれることは限られていますし、メドピアのフロントエンドをもっと強くしていくためには、やはり専任が必要だなと思っていたんです。

その頃には僕自身がもうサーバーサイド以上にフロントエンドが好きになっていましたし、それであれば自分がやりたいと思いました。急激な事業拡大で、サーバーサイドエンジニアの数も不足している状況でしたが、福村は僕の想いをかってくれ、このキャリアチェンジを後押ししてくれたことには感謝してます。

ーーフロントエンド専任になってからは、どんなことをやってきたんですか?

村上:フロントエンド環境の基盤整備や、新規プロダクトのフロントエンド部分の実装など、今まで二足の草鞋ではできなかったことに注力しています。

また、社内のサーバーサイドエンジニア向けのフロントエンド開発教育や、フロントエンドエンジニアの体制拡充を目指して、採用を中心に組織づくりへの挑戦も始めました。採用で言うと、ちょうど5月に強力なフロントエンドエンジニアの方が入社してくれました。

最近は林さんというフロントエンジニアの技術顧問も来てくださっているので、技術的な部分を質問したり、フロントエンド教育を一緒にやってもらったりしています。

ーーサーバーサイドへのフロントエンド教育というのは?

村上:少し前までフロントエンドは僕しかいなかったですが、全部のプロジェクトを僕が開発することはできないので。サーバーサイドのエンジニアもフロントエンドを開発できるように、最近の技術の潮流とか、設計やコードの書き方などを伝えています。

ーーなるほど。フロントエンドの組織づくりや採用というのは、どんな取り組みをしてるんですか?

村上:まず意識しているのは、フロントエンジニアが楽しそうだなと思える環境をつくることです。少し前まではメドピアのフロントエンドは環境が古くてあまり魅力的ではなかったですが、今は新しい技術はどんどん取り入れるようにしています。

技術が古いからといってビジネス的に劣っていたわけではないですが、良いエンジニアを採用できればその分良いサービスも生まれますし、新しい技術をうまく使うとユーザーにとってもメリットがあります。

ーー村上さんはフロントエンドの一次面接も任されていますが、見ているポイントとかありますか?

村上:ポテンシャルとリードで変わりますが、ポテンシャルだとやっぱり、自分で勉強しているかどうかは大事です。社内のメンバーを見ていても、やっぱり伸びる人は自分で勉強してるんですよね。

リードに関しては、チーム視点をもてるかどうかは割と重視しています。ひたすら新しい技術を使いたいという方は多くいますし、それはそれでいいのですが、自分のキャリアアップになるだけじゃなくて、例えばユーザーであったり他のエンジニアにとってどういう影響を及ぼすものなのかをしっかり考えられるかどうかというのは、大事なことなので。

・・・続きはメドピア公式ブログにて。

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