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「お利口さん」はもうやめた。ビジネスの世界で命を燃やす決意をしたBizDev&子会社執行役員嶋田のストーリー

学生起業家。インターン優勝連発。全国1位で入社パスを手に入れITメガベンチャーに新卒入社。ビットキーではジョインと同時に子会社執行役員。学生時代から今に至るまで多くの注目を集めてきた嶋田。彼の名前を知る者は、「意識高い系」と揶揄することもあるという。

しかし当の本人は「僕全然意識高くない」と笑う。肩の力が抜けていて、決して自分を大きく見せようとはしない嶋田。本当の嶋田瑞生とは、いったいどんな人間なのだろう。

【社員プロフィール】嶋田 瑞生(BusinessDevelopment・グループ子会社ATOMica執行役員CBO)

宮城県生まれ、東北大学卒。在学中にゲーミフィケーションを活用した教育事業で起業する。2017年 新卒で株式会社ワークスアプリケーションズに入社。人工知能搭載型次世代ERPパッケージシステムである新製品“HUE”の開発に開発職として従事、最短昇格を果たす。ビットキーではBusinessDevelopmentを担当。子会社の執行役員CBOも務め、宮崎でコワーキングスペースとシェアキッチンの立ち上げに取り組む。ちびっこが大好きで、保育士資格も保持。

仕事ではなく仲間と”悪巧み”

ーービットキーで仕事を開始してから数ヶ月経ちましたが、嶋田さんはどんな毎日を過ごしていますか。

嶋田:仕事という感覚がないまま働いています。"公私"の境目が溶けて、オフィスにいる時間も全部"私"の一部のような感覚です。

ーーなぜそのように感じているのでしょうか。

嶋田:日々得られる経験の価値が圧倒的に高いからでしょうね。ビットキーに関わっている1時間1分1秒が、自分の人生を前に進めている感じがするんです。例えば、宮崎で事業を生み出すという経験もビットキーでなければできなかったと思うんですよ。行ったことがない土地に行って、その場所を見て聞いて感じること。これまでになかった価値を0から生み出すこと。そういった経験が自分の人生に大きな意味を与えてくれているように思えます。これから宮崎以外にも拠点を作ると思いますし、事業として海外展開するということもあると思うんですけど、自分の人生に新鮮な価値観を与えてくれたり、五感を研ぎ澄ませてくれたり、心が震えるような経験を与えてくれるような気がしています。純粋に面白いと思うしワクワクしますね。

そもそも公私を完全に分けて考える時って、"公"がちょっとでもつまらない前提なんじゃないかと思うんです。今は「この仕事、自分の人生には全く関係ないな」と思うことが一切なくて、全部が面白い。だから"公私"の概念すらも忘れてしまうし、「公と私の違いって無くない?僕は僕じゃない?」とすら思っています。

ーー「仕事だからやらなくてはいけない」というような義務感を感じることはないのでしょうか?

嶋田:やんなきゃなあ…みたいな義務感は全くないですね。あるのはプロフェッショナルとしての責任感だけです。結果の責任、「なんでそうしたの?」という過去のプロセスに対する説明責任、「これからどうするの?」という未来のプロセスに対する説明責任。この三つを意識しています。あ、ちなみにこれは江尻さんの受け売りです(笑)。プロとして責任を果たすという意味ではもちろん仕事をしていますが、僕にとっては仲間たちとワクワクしながら"悪巧み"しちゃっているような感覚なんですよね。世界を前進させる悪巧み。もちろん、悪いことはしていないですが(笑)。

ビジネスの場で、命を燃やして遊びたい

ーー入社の経緯を教えてください。

嶋田:前職で一度お仕事をしたエンジニアの白川さんと個人的に仲が良かったので、白川さんが先にビットキーに転職された後にランチでご一緒したことがきっかけです。前職で有名人だった3人の代表陣(江尻、寳槻、福澤)が立ち上げた会社、ということでビットキーの存在自体は前から知っていました。そもそも僕はビットキーがスマートロックのメーカーなのだと思っていたんですよ。モノを作る人たちなんだと。正直、なんで今さらスマートロックなんてやるんだろうと思っていました。せっかくこんな優秀なメンバーが揃っているのに。意識の高い鍵屋じゃん、と。

でも実際に話を聞いてみて、実は「鍵屋」じゃなくて「独自のデジタルキー基盤を使った、世界を繋ぐプラットフォーム屋」だったと知ったんです。やろうとしている世界観の広さ、深さ、美しさが圧倒的でした。そう、意識の高い鍵屋ではなかったんです(笑)。ビットキーを支える技術基盤、ビジネスモデル、今後の戦略についても教えていただいたのですが、話を聞いていくうちに、ビットキーで自分のやりたいことを叶えられるんじゃないかと思うようになりました。

ーー何をやりたいと思っていたのですか。

嶋田:「事業を出荷したい」と思っていました。僕は前職で新規アプリの企画、開発をしていました。開発って、だんだんやれることの抽象度や規模があがっていくんですよ。最初はボタンみたいな小さなコンポーネント1つをデザインして実装して出荷するところから始まり、そんな小さなコンポーネントが複数組み合わさった1つの画面をデザインして実装して出荷して、そして更に複数の画面から構築されるアプリをデザインして実装して出荷して、と。そうした仕事をしていくうちに、そんなアプリやサービスが複数組み合わさった「事業や会社をデザインして作って出荷したい(世の中に届けたい)」という思いに到達したんです。

振り返ると、僕は学生時代に会社をやっていたので"0から生み出す"という経験はありました。でもその頃はなんとなくそっちの方が面白そうだから会社作っちゃえ!という、ある種のノリのような思いが先にきていました。「なんで会社作りたいって思ったの?」と聞かれた時も人から借りた言葉を喋ることしかできなかった気がします。それが今は「事業を作る」という面白さについて自分の口で論理立てて説明できます。それは前職で培った力だと思っていますし、前職の"卒業制作"のような形で今も自分の糧になっていると感じています。

最初は事業作りを部署異動によって叶えるということも考えましたが、せっかくであれば事業会社でガッツリやってみようかと思うようになって。そのタイミングでたまたまご縁をいただいたのがビットキーだったんです。ビットキーのプラットフォームの上に様々な形で事業をポンポンと立てていってみたい!と強く思いました。

ーー「事業を作れること」が入社の決め手になったということでしょうか。

嶋田:入社の大きなきっかけでしたが、最終的には江尻さんにトドメを刺されました(笑)。

ーートドメ、とは(笑)。

嶋田:初対面で「嶋田くん、ロジカルにきちんと組み上げるっていうのはもうどうせできるんだから、もっと遊びなよ」と言われたんです。実は小さい頃から同じことをずっと言い続けてくれる人がいて、その言葉とリンクしました。

ーーどういった言葉ですか。

嶋田:「もっともっと、命を燃やして遊べ」です。小学生の頃に、子どもの可能性を広げることをコンセプトにした造形教室(アトリエ)に通っていたんですけど、その先生から繰り返し言われました。先生は今でも第二の父のような存在なので、ずっと忘れることなく心の中心にある言葉です。僕は子どもの頃からお利口さんのように振舞っていて、なりふり構わず遊んだり、命がけで冒険したりすることを全然してこなかったんですね。それは大人になっても変わらなくて、何か1つのことに命をかけてもいい!と思えるほど情熱を持って取り組めたことがなかったんです。江尻さんはそんな僕の「もう一皮剥けてみたい!」という部分を一気に突き抜いてきたんです。

ーーなるほど。自分の殻を破るチャンスが舞い降りたわけなんですね。

嶋田:はい。江尻さんを始めとする本当に素晴らしいビットキーのチームメンバーと一緒にやれるなら、ビジネスの場で本気で遊ぶことができる、そう思えました。

これまでにないコワーキングスペースを生み出す

ーー嶋田さんはBusiness Development(通称ビズデブ)というポジションですよね。どういったお仕事をされているのですか。

嶋田:いち事業をグロースさせることがミッションのためプロジェクト型で仕事を進めていきます。総合格闘技のように様々な力が必要になってくるポジションです。コミュニケーション能力、企画力、提案力、実行力。あとは会社を守り強くするための会計、法務といった経営的視点も求められます。現在僕は合弁子会社のATOMicaの執行役員CBOとして、宮崎のコワーキングスペースとシェアキッチンの立ち上げ・運営をしています。

ーー総合格闘技・・・初めて経験する仕事も多々あるかと思うのですが、そこをやりきれているってすごいことですよね。

嶋田:全部自分一人でやりきれるとは思っていないですよ。教えてもらいながらやったり、時にはダメ出しを受けてウルウルすることだってあります(笑)。日々の中でコツコツと小さな改善を重ねてなんとか食らいついている感じですね。初めてやるモノ/コトに対する抵抗が全くないのでそこは助かっています。ある程度仮説作ったらとりあえず検証しつつやってみよう!と動いています。

ーーATOMicaで成し遂げたいことを教えてください。

嶋田:名ばかりコワーキングスペースにならぬよう、ちゃんとコワーク(Co-Work)できるコワーキングスペースを作り上げたいです。ただいい感じの場所を作って、それをお客様にお使い頂くだけではシェアオフィスと変わりありません。ちゃんとATOMicaにコミュニティが根付き、そして人と人、人と企業が繋がる仕組みを作っていくことで、本当にコワークできる施設やコミュニティを作りたい、というのが僕たちが叶えたいことなんです。もちろんそのために、沢山の施策を動かしています。

ーーどんな施策を進めているのですか?

嶋田:既にあるコミュニティのパイを取り合うという発想は全く無く、各コミュニティをシェアしていくためのプラットフォームを作っていくという前提のもと施策を練っています。例えば、コミュニティの醸成を本務とするコミュニティチームが常駐し、入会メンバーのマッチングや企業の誘致、内部イベントの企画・実施、外部イベントの誘致を進めています。また、ATOMica入会メンバーだけが使えるメンバーシップサイトでの交流というオンライン上での繋がりを生む施策も進めています。

他にも、ビットキーネットワークや宮崎企業ネットワークを活用して作るチームによって運営されるアクセラレーションプログラム(事業拡大、協業、投資を目的とした募集)も実施していきます。オープンから間もないですが、既に新しい繋がりの芽がいくつも出ています。

ーー「シェア」という言葉がありましたが、ビットキーはシェアリングエコノミーにおけるプラットフォームとなることを目指していますよね。ATOMicaも同じようなことを考えているのでしょうか。

嶋田:プラットフォームとなることで市場や地域を盛り上げようとしている点はビットキーもATOMicaも同じですね。それをオンラインの電子上の世界の仕組みを使って成し遂げようとしているのがビットキー。オフラインの現実世界の仕組みを使って成し遂げようとしているのがATOMicaだと思っています。
電子上の単位の最小単位である「bit」、物質を構成する最小単位である「原子 = atom」。ビットキーとATOMicaで、それぞれbitとatomの単位から、世界を繋げ、変えていこうという思いが会社名にも込められています。

地方において1社が利益を独占してGAFA(Google、Apple、FaceBook、Amazonの総称)のようなジャイアントを目指そうとすると、パイの取り合い等によって共倒れが起き、最終的に全体が衰退していってしまうということがあると思います。そうではなく、官民問わず、宮崎県を1つのチームとして捉え、みんなで1本を取っていけるようなうねりを作って行きたいです。共に手を取り合って新たなサービス・事業を生み出すという仕組み作りが、地域活性化に大いなる価値をもたらすと考えているんです。ATOMicaがその足がかりになれればと思っています。

どうせやるなら世界のために

ーー嶋田さんはどんな方と仕事をしたいと思っていますか。

嶋田:「邪悪じゃない人」です。攻撃する人とか、いじめっ子とか、そういう邪悪な人は嫌ですね。僕は小学生の頃にいじめられていた経験があって、今でもいじめっ子みたいな人を前にするとドキドキしてしまうんですよ。ちょっと気持ちが落ちているときに「嶋田」という声がオフィスで聞こえると、「え、なんだろう?俺なんかしちゃったかな…」と一瞬こわばったりもします。過去の傷ってなかなか癒えないものです。闇が深い(笑)。ビットキーはどんどん組織が大きくなっていますが、”善良”を価値の根源に置くという文化はずっと無くしたくないですね。

ーーこれからの目標を聞かせてください。

嶋田:人の殻をコンコンとしてパリーンと割ってあげられる人になりたいです。僕に「もっと遊べ」と言ってくれた子ども教室の先生や江尻さんのように。

自分もそうだったから分かるんですが、お利口さんという自覚がありながらも「お利口さんではない自分になりたい!」と願いながら生きるのって、理想の自分と実際の自分に摩擦があるから結構辛いんですよ。それが、人生の足取りを遅くさせてしまうと思っています。自分もまだ殻を破っている最中ですが、いつか自分の家族や周りの方々の人生のブレーキをはずしてあげられる人になりたいです。あとは、本当はやりたくないと思っている中で無理やり頑張っている人に大しては、逆に「無理しなくてもいいんじゃない?」こっちの方やりたかったりしない?」と誘導もできるようになりたいです。無理に背伸びした自分でいるのもしんどいですしね。ブレーキをはずして肩の力をスッと抜いて、のびのび自分らしく生きられるきっかけを作れる人になりたいです。

ーービットキーではどのように活躍していきたいですか。

嶋田:どんなものでも、どんな手段でも表現できるようになっていきたいです。例えば今は言語化するという表現方法はある程度できますけど、ビジネスという形での表現はまだまだこれからだと思っています。僕は今、人生をかけてやりたいことをこのビットキーで見つけている最中ですが、それをビジネスとして表現して、一過性のものにさせないためにも収益性を持たせていくところまでやっていきたいです。ビットキーのプラットフォームは万能性が大変高いものなので、色々な立ち上げをやっていく中で「これが一番やりたいかも!」ということを見つけられるんじゃないかと思っています。

そして僕は、どうせやるなら世界のためになりたいと思っています。ビットキーの事業は少数の人しか使わないもの扱っているのではなく、扉やモビリティーといった多くの人々の生活に密接しているものを扱っています。世界の人々の生活をよりなめらかにすることで、たくさんの人を幸せにしていきたいです。

ーーどうせやるなら世界のために。素敵な言葉ですね。ありがとうございました。

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