This page is intended for users in Germany. Go to the page for users in United States.

ウインナー人事 西島 悠蔵、ベルフェイスやめるってよ。

こんにちは!広報の小正です。

ベルフェイスの人事チームの責任者としてチームを、そして会社全体を牽引してきた西島 悠蔵が退職することになりました。今回は、今日までのベルフェイスでの日々を振り返りながら、退職を決めた経緯や想いをじっくり聞いています。

40分で意思決定!?中島との運命の握手がすべてのはじまり

小正:でははじめに、ベルフェイスとの出会い、入社を決めた理由などを教えてください。

西島:ベルフェイスに転職をする前は、リクルートキャリアで採用人事のリーダーをやっていて、次はマネージャーになるか、という話が出ていました。このまま社内で出世していくか、外に出て新しい挑戦をするか迷って、違う世界に目を向けたのがはじまりだね。

その当時、転職活動で受けた3社とも内定が出ていて、実はベルフェイスはそのとき全く自分のスコープには入っていなかった(笑)

たまたま、前職でお世話になった人に「同い年ぐらいの面白い社長がいるよ」という話を聞いて、2017年7月代表の中島に会ったんだよね。

初めて会った時にすごく魅力的な人だなと思った 。ベルフェイスっていうプロダクトは確かに流行るんだろうなって思ったけど 、それ以上に未来をこんな楽しそうに語る人ってあんまりいないなあ、という印象が強烈で。めちゃくちゃ話が上手いし面白い。人事の話も想像以上に いろいろ話せて、会社にも人柄にも惹かれたんだよなー。

当時前職では、自分が採用して 入社した人が、気がついたら辞めちゃってる、という現状が心に引っかかって、 入社した後も関われる人事になりたいと考えていたんだよね。なので家族みたいな組織を作りたいという話をしたら、 「一緒にそういう組織を作っていこうよ」と中島が言ってくれて。“よし、この人を男にしよう”という想いが沸々と湧いてきて、出会って40分で握手しました。

小正:40分!“男にしよう”ってどういう感情なんですか?

西島:こういう人が世の中で活躍すると、めちゃくちゃ面白くなる!と、純粋に思ったんだよね。良い大学を出て、ブランドのある会社に入って、会社起こしました!って絵に描いたようなキャリアの人達がいる中で、中島は高校も中退して、世界一周して、起業している。なんかもう概念が崩れまくっているんよ(笑)そこを人事として支えたい、という気持ちだったかな。

ベルフェイスでの2年間 ~ベルフェイスで払拭できた前職の悔しさ~

小正:この2年間は、0から組織を作っていった2年間でしたよね。新卒も一期生9人採用して、社員も約10人から8倍の80人ぐらいまで増やして。採用の後のフォローや、採用ツールの選定や運用もいろいろ行いましたね。

西島:本当にいろいろやったね(笑)

前職で自分がやれなかったことや、やり残したことを叶えられた、という部分が大きいかな。特に、新卒の一期生9人と約3週間 人事で研修の機会を持てたということは、本当に嬉しかった。彼らが学生の頃に出会って、ベルフェイスに入社を決めてくれて、 社会人としての一歩を踏み出す瞬間に立ち会えた。ここだけの話、研修が終わった日の夜、一人で駅に向かう途中、達成感や色んな感情が溢れてちょっと泣いた(笑)多分前職のビルが視界に入ったのもあるかも。

この2年間、会社も人もすごく成長していってるなと実感できたことは、良い意味で自分ももっと頑張らないといけない!という焦りにもつながっていたかな。

結局、最後まで支えてくれたのは「人」だった

小正:この2年間で、一番大変だったことや、しんどかったなあ、ということを教えてください。

西島:社長とのコミュニケーションかな(笑)慣れるまでがやっぱり大変だった。

はじめは、自分が学んできたことをやれば良かったから、中島さんも「いいね、やろう! 」っていう反応だったんだけど、そのうち突然「あれってどうなってたっけ?」と言われたり(笑)ベンチャーあるあるですが、昨日まで右と言っていたことが今日は左になっていたり、とにかく目まぐるしい日々だった。

社長の「優秀さ」には、一種の妬みも感じるし、社長だから、っていう諦めもある。社長がやりたいことと自分がやりたいことの狭間で右往左往することもあって大変だった。社長直下というポジションはすごく面白いし、基本的に自由にできるところはすごく良かったけど、その反面きちんと自分の意志と責任を持って動かないといけないし、プレッシャーと言うか、きつい部分でもあった。

新卒採用の時も、初め「何人とれる?」と聞かれて「2人です」と答えたら「本気出して」って言われて。「5人です」って言ったら、「OK、きりよく10人で!理由はないけど」と言われました(笑) この空気感が面白かったね。

小正:ゆうぞうさんが入社した頃のベルフェイスは、怒涛の勢いで組織が拡大していく目まぐるしい時期でしたもんね。

西島:そうだね。大変だったけど、続けられたのは、中島さんや経営陣も含めて、いい人が多いから。それがこの会社のすごいところだなと思います。

たまに、ふざけんな!と、思うこともあったけど 、最後まで期待をし続けてくれるし、最後まで守ってくれるっていう信頼感がある。結局、中島さんはすごく根が優しい。何かあったときには、もちろん怒るけど、最後は笑いに変えてくれたりもして、それで救われていた。

きっと、一人ではハイヒール人事は生まれなかった…

小正:次は楽しかったことを教えてください!いっぱいありますよね、例えば私とチームを組めたこととか(笑)

西島:言おうと思ってたけど、絶対それ言わないわ(笑)

人が増えていくっていうのはすごく楽しかった。マーケティングチームが立ち上がったり、セールスが組織化されたり、優秀なエンジニアが入ることでプロダクトが強くなったり。人が増えることによって会社が大きく、強くなっていくのを、見ていてすごく面白かった。本当にこれ以上ないぐらいにやりがいを感じてた。会社の成長を、人が増えていく上で実感できたのが嬉しかったな 。

あとは新卒採用で、 社長が不採用とジャッジしたことに反論し続けたことがあって…。 前職では絶対に覆らないことなので、勝ち目はないなと思いながらも言い続けたら、 最終的にはもう一度最終面接を行うことになって、見事採用に。結果が覆ったとき、自分も意思決定の一助を担ってるんだと実感できたのが嬉しかった。

また2018年10月からスタートした「広報」という新しい領域に入ったときは、初めてこんなにわからないところで戦いに挑む、という楽しくも不安な部分はあったかな。当時トップセールスだった小正さんをわざわざ異動させて、そこに割くことの意味について、自分の中でどうやって腹落ちさせたら良いんだろうと思ってたんだよね 。

でも、小正さんが来て “広報チームを立ち上げよう!まずは量だ!”というところから始まって、 チームって良いな、1人じゃないんだ、とすごく救われるところがあった。

小正:ほんとですか?いきなりきた後輩に怒られてばっかりで“こいつうぜえな”とか思いませんでした?(笑)

西島:正直・・・うぜえなって思うことはあったよ(笑)でも、良いペアだなってずっと思ってた。

自分は根が真面目だから、最終的に固い感じにしようとするんだけど、小正さんが「だったらこういう風にしたら面白いじゃないですか」ってアレンジを加えてくれて。

そんなやりとりからお互いの良い部分がすごく出て、一人じゃ絶対作れないなぁと思うものが、最終的に世の中に出ていく。それを何も無いところからできたのが、すごく自分の中で自信になったし、楽しかったね。

その代表作がやっぱりこれだよね(笑)

ベルフェイスの強みや時流、いろんなものがうまく噛み合って想像以上の反響があったし、良いPRになったよなー 。

小正:もはや懐かしい。。。記事にも書いてますけど、他愛もない会話からこの企画が始まって、最終的にはベルフェイスのPRだけでなく、見事“ハイヒール人事”の異名がつきましたね(笑)私、走り出しが苦手なんです。比較的アイディアはポンポン思いつくし、これいいな、あれいいなって思うんですけど、そこから動き出すまでが遅くて。でもゆうぞうさんは、やるって決めたらバーンって走りますよね。

西島:うん。とりあえずバーンって走って、あと残り20%ぐらいのときにヒューンってフェードアウトしていく(笑)

小正:そうそう、企画と仕上げまでの間を猛スピードでゆうぞうさんが走ってくれるから、それはすごくありがたかったです。本来の上司と部下との形とは一見違うように見えますが、楽しかったですね。良いコンビでしたよね。

西島:途中で俺がシュって消えそうになった時には、小正さんがトンって入って“やるぞ!”みたいな感じで来てくれて。良いコンビだったよ、ほんとに(笑)

で、本題。なぜベルフェイスをやめるのか?

小正:ではでは、本題です。おかげさまでベルフェイスの知名度が上がってきていて、正直ここから!というときですが、自分が育て、支えてきた企業を、なぜこのタイミングで去るのか理由を教えてください。

西島:会社がこの先200人・300人の組織になる中で、より拡大していくために採用の制度とオペレーション を整えていく、ということが自分の中のやりたいことなのか迷っていた部分が正直あります。

もちろん、自分としても もっと人事として強くならなきゃいけない、成長しなきゃいけないという思いもあって。もう一回自分が見えなかった領域や学べなかった領域をちゃんと学び直したいと思いました。自分よりも経験値が高い人事がいるところで、きちんと学びながら、高めた自分の価値を返していきたいっていうのが大きな理由です。

小正:なるほど・・・きっと今おっしゃったことも真実だと思いますが、もっと腹の底見せてください(笑)本当の理由はなんですか?

西島:(笑)

さっき言ったことが一番の理由なんだけど、もうひとつの理由は・・・会社が目指す方向性と自分が目指す方向性が少しズレてしまったことかな。

“家族みたいな組織を作ろう”と思い入社を決めたけれど、「会社は家族ではなく、スポーツチームだ」という方向転換が自分の中でなかなか腹落ちしなかったというのもあるかな。割り切って考えることができなかったというのも大きな理由だね。

あとは、外から見る「西島 悠蔵」のイメージが、自分の実力以上に見えてしまっていることが、ずっと心のどこかでもやもやしていて。ありがたいことに成長ベンチャーの人事ということで、界隈では注目していただき、インタビューをいただくことも多かったのですが、記事を見ると自分が3割増しくらいに見えるんだよね。それはすごく嬉しいけれど、現実を直視すると、まだまだ足りてないところを自分が見つけてしまう。例えば、 人事を1~2人というメンバーでやってきたけど、それは言い換えると、残念ながら自分が組織を作れなかったっていう反省すべき点。そのギャップが、自分の中でしんどく感じるようになった部分があるかな。

小正:成長フェーズだからこそのギャップと、頑張って広報の顔として出てくれていたからこそのギャップなのかもしれませんね。

人事という仕事の市場価値を上げていきたい

小正:新天地でもブレずに人事をやるんですよね。人事の仕事を続ける理由はなんでしょう。

西島:一番答えが分からない仕事だから、かな。ベルフェイスに入って改めて、人って成長するな、変わるなって強く感じて、正解が無いんだなってすごく思うんです。自分ではあまり気付かなかったけど、自分も少なくともちょっと成長したなと。

わからない中で追求していける仕事が、やっぱり面白いなと感じます。

小正:これから中長期的に積みたいキャリアはありますか?

西島:自分のキャリアというよりも、人事という仕事の市場価値を上げていきたいなと思っています。人事の領域はまだまだ世界的に見て伸びしろがあるし、もちろん自分自身もその伸びしろの一部だと思っているから、底上げしたいなって思っています。

次行く会社についてはここでは割愛するけど、ベルフェイスとは全く違う業界で、何かしら手を打たないと時代に置いていかれる可能性のある業界なので、そういう業界に自分が介入していき、よりインパクトを与えられる人材になりたいなと思っています。複業としては引き続きIT業界で採用の支援を行うので、そういったことで個人のキャリアも積んでいけるかなと。

ありがたいことに、ベルフェイスで2年間やってきた経験やスキルを色んな人が求めてくれているので、これからはいろんな人に還元していけたら良いなと思っています。

最後にベルフェイスへ贈る言葉

小正:それでは、最後にベルフェイスに向けてメッセージをお願いします!

西島:ではまず、ベルフェイスのメンバーへ。

10人~15人ぐらいの時から一緒にできてすごく面白かったし、楽しかったし、本当に誇りに思います。見捨てずにここまで一緒にやってきてくれたこと、本当に感謝しています。

ここから先、どんどん人が入ってくる中で以前の環境を知らない人の方が多くなっていくとは思いますが、しっかりベルフェイスの良さを継承していける組織になることを望んでいます。昔ながらのベルフェイスと新しいベルフェイスっていうのを、うまく相乗させていけたら面白いんじゃないかな。

次は、2019年に入社した新卒1期生へ。

まずは、入社をしてくれてありがとう、すごく救われました。わがままな人事で申し訳ない。でも、自分が抜けても任せられるメンバーがベルフェイスにはいるから、こういう決断ができるんだなと思っています。この数ヶ月でびっくりするぐらい成長してると思う。見てて嫉妬するぐらいすごいなって思います。自信を持って進んで欲しいです。今後、縁が無くなるわけではないので、いつでも愚痴や相談は聞きます(笑)ベルフェイスを選んだことを誇りに思って、しっかり自信を持ってやっていってください。

最後に、中島さんへ。

まず一番に、あの時握手をしてくれて本当に嬉しかったです。最後の最後まで、見捨てずに期待をしてくれたことは、感謝してもしきれないです。

出会ったときから変わらず、本当にいろんな魅力がある人だと思っています。たくさん迷惑をかけましたけど、僕はすごく楽しくて、刺激的で素敵な2年間を過ごさせていただきました。

だからもうちょっと強くなって、もうちょっと成長したら、中島さんと対等に話せるようになるのかなとも思っていて、その日を楽しみにしています。僕の今の目標は、数年後にベルフェイスのヘッドハントリストにいることなので、数年後も魅力的な組織にしておいてください。

本当に人生を変える「握手」でした、間違いなく。本当に感謝をしています。

守ってくれてありがとう。


小正:・・・(涙)最後に。中島さんを男にできましたか?

西島:できたんじゃないかな?(笑)

中島さんにはこれからもブレないで欲しいなって思う。もう本当に純粋な気持ちのままでピュアに生きていって欲しいなって思います。

中島さんを受け止められる人たちがいるのが、何よりもベルフェイスの強いところだなっていうのを感じたので、中島さんは中島さんのままでいいと改めて思いました。やっぱり人ですよ、大事なのは。

小正:そういう人たちを採用してくれたのはゆうぞうさんですからね。

西島:まあ否定はしないけど(笑)そうですね、それはこれからの自分の誇りになるかな。

ゆうぞうさん、素敵なインタビュー、ありがとうございました!今後のご活躍を期待しています!

ゆぞへ

「ベルフェイスの成長には本気の人事が必要だ!」と奮闘していたときに知人から紹介され、翌日にカフェで会ったその場で入社を決めてくれて固く握手した2年前が懐かしいです。

社員13人から80人まで、中途採用に加えていきなり新卒採用もはじめ、殺人的な面談スケジュールと中島の激詰めによく耐えてくれました(笑)大らかな性格が裏目に出て細かい仕事が苦手で、よく役員や同僚に怒られてましたね。けど最後には、その憎めないキャラクターが全てを飲み込んでくれました。

先月の全社会議で社員に向けて「採用のとき、ゆぞが面談した人は?」と聞いてみたら、8割以上が手を挙げました。中には「ゆーぞーさんのような人事がいる会社だから働きたいと思った」という社員さえいました。
ゆぞはベルフィスの「人事」という仕事を通じて、それだけたくさんの人の人生を変えたのです。

正直、まだまだベルフェイスでやれること、経験できることはいくらでもあったと思います。けど、ゼロから1を創った経験を他の会社でも試したいという気持ちもわかるから、寂しいけど心から応援します。ゆぞが集めた優秀な仲間がこれからも日本を、そして世界を変えていく勇姿を見守っていてください。お互い成長して、またいつか一緒に働けたらいいな。頑張れよ!

中島 一明

ベルフェイス株式会社's job postings
67 Likes
67 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
If this story triggered your interest, go ahead and visit them to learn more